
珪藻土の壁にリフォーム
珪藻土は無数の微細な孔(穴)を持ち、耐火性や吸水性、吸着性、消臭性、保湿・調湿性など、たくさんの優れた性質を持っています。
珪藻土は無数の微細な孔(穴)を持ち、耐火性や吸水性、吸着性、消臭性、保湿・調湿性など、たくさんの優れた性質を持っています。
「珪藻土」という素材をご存じでしょうか?「けいそうど」といい、住宅に自然素材を使いたいという人の間で高い関心を集めています。
壁や床のリフォームに用いられるケースも多く、実際にリフォームをした人からは、「結露の悩みから解放された」「空気のきれいな気持ちのよい空間になった」などの声が聞かれます。
まず、珪藻土という素材について説明します。
珪藻は「藻」という漢字が使われていることからもわかるように、藻類に分類される生物で、「植物プランクトン」の一種です。その珪藻が、海底や湖底、川底などに堆積して化石化したものを珪藻土といいます。つまり、自然が生み出した鉱物なのです。無数の微細な孔(穴)を持ち、耐火性や吸水性、吸着性、消臭性、保湿・調湿性など、たくさんの優れた性質を持っています。
珪藻土はリフォーム素材として壁に利用されるだけでなく、特性を生かして古くから日常生活で利用されてきました。例えば、耐火性を利用してコンロや耐火レンガが作られ、酵母を吸着する働きを利用してビールの濾過も行われています。
もっと身近なところでは、食品の湿気防止や消臭、脱臭グッズにも。なかでもお風呂上がりの水分を素早く吸い取り、快適な状態を保つバスマットが人気です。
自然素材の特性を生かし、生活にプラスの効果をもたらす珪藻土の壁は、次のような方の悩みを解決してくれます。
シックハウスやアトピーなどのアレルギー要因の一つとして、住宅建材の化学物質の影響を指摘する見方があります。一方、自然素材の珪藻土は有害な化学物質を含んでいないので、アレルギー症状に悪影響を及ぼすことがありません。
結露にも珪藻土が力を発揮します。珪藻土はお風呂上がりの水分でも素早く吸収するほど吸水性と吸湿性に優れていますので、室内の余分な水分を吸収、湿度を調節して結露やそれに伴うカビの発生を防ぎます。
子どもにとって家は、1日の大半を過ごす場所。アレルギー症状などを引き起こさせないよう、できるだけ子どもから化学物質を遠ざけてあげたいものです。その点、自然素材の珪藻土は小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
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